こんにちは。
今日は 新田あや さんの著書「 本気になるのが怖いあなたへ 」の感想を書いていきます。
この本を読んだきっかけは、自分が自己啓発本や心理学の本を読んでも、行動せず、なにもできるようにならない自分が嫌いになりそうだったからなんです。
行動できるように、根本から変わりたい!って思って、この本を購入しました。
本気になるのが怖いあなたへ。: ダメな自分を卒業しよう。7つのステップで生まれ変わる!
やるべきことを学ぶ前に、心のブレーキを外す
みなさん、ビジネス書や自己啓発書を読んでも、結局「自分にはできないな。。。」とあきらめてしまった経験はないでしょうか。自分はあります。
情報を集めて、実際にやってみようと想像してみるけど、その考えたり悩んだりする時間が楽しいだけで、行動し始めるとなんだかつらさを感じてやめてしまっていました。
そんな自分を変えたくて、作業のつらさを改善したくて出会った本がこの「 本気になるのが怖いあなたへ 」です。
「 本気になるのが怖いあなたへ 」は、行動できない気持ちを乗り越えるための、具体的なアクションを知りたい人におすすめします。
本気になるのが怖いあなたへ。: ダメな自分を卒業しよう。7つのステップで生まれ変わる!
「本気になるのが怖いあなたへ」を読むメリット
この本を読むメリットはやはり
「できる自分に変われる」こと、です。
これによって、
・情報収集を、行動につなげられる
・行動できるから、情報収集もはかどる
本気になれない原因の分析
まず、なぜなぜデトックスで自分を深堀りし、本気になれない理由を明らかにしていきます。
分析することで、今まで本気になることから逃げてきた原因を知っていきます。
Q1. なぜ、仕事に本気になれないのか? → 本気になるのが怖いから。 ↓
Q2. なぜ、本気になるのが怖いのか? → 本気になって失敗するのが怖いから。だから、失敗したとき、出来なかった言い訳をするために本気にならない。「だって本気でやらなかったし」と。
Q3. なぜ、言い訳をする必要があるのか? → 自分の能力が足りていないことを認めるのが嫌だから=プライドが高いから。 ↓
Q4. なぜ、プライドが高いのか? → 他人にバカにされたくないと思っている。つまり、他人の目線が気になって仕方がないから。
Q5. なぜ、気になるのか? → 周りの反応や周りの状況ばかり気にして、今に集中できていないから=今を生きていないから。
Q.6 なぜ、今を生きられないのか? → 自分に自信がなく、しかし、努力する勇気もないため。楽な方法で存在価値を示すので精一杯だから。
Q.7 なぜ、楽な方法で存在価値を示す必要があるのか? → 劣等感があるから。
著者によると、人間が本気になれない原因は、劣等感にあると言います。劣等感は他者との比較から生まれます。比較して、自分はダメだという思考がつきまとうため、なにをやっても本気になれず、常に他人事のように感じてしまうのだそう。
加藤諦三さんの『劣等感がなくなる方法』に詳しく書いてあるそうです。
逃避パターンの洗い出し
次に、自分の「本気になること」から逃避するパターンを知っていきます。
自分がなにかに取り組むとき、逃避するパターンに入ってしまったと気付くことができれば、そこから立ち直すことができますよね。逃避してしまう経験をリサーチして、「じゃあどうするか」を考えていきましょう。
これまで、仕事や人間関係、夢やお金など、様々な失敗をしてきたと思います。私たちは、今まで本気になれなかった分、それだけ失敗のサンプルはたくさん持っています。同じような経験や似たような失敗がないかを掘り起こし、それを書き出していきましょう。
私の場合、仕事において、難しそうに感じたり知らないようなことがあると、楽なやり方を探したり怠けてやらなかったりしてしまう。そういう残念なパターンを発見しました。こういう傾向にあることには、心のどこかで気がついてはいましたが、目を背けている自分がいました。
逃避パターンを洗い出しておくことで、次に紹介する、じゃあどうするか、ということを考える段階に役立てます。
「じゃあどうするかマインド」を作り行動する
最後に実際の行動パターンを変えるための方法を考えていきます。その方法はずばり、「 行動目標を限りなく小さくする 」です。
ダイエットでも「スクワットを毎日1回はする」など、小さな目標から始めるとうまくいきやすいという話を聞いたことはないでしょうか。
それと同じように、実現可能なレベルまで目標を小さくしましょう。筆者を例に挙げると、残念パターンが「わからないことにアレルギー反応がある」のだから、行動目標は「わからないところまでさかのぼってやり直す」としたそうです。
そうすることで、仕事がどんどん進み始めたそうです。小さな行動目標だからこそ、成功体験も積み重ねやすそうですよね。筆者はこの方法で、物事が進み始めてから、しだいに挑戦意欲もわき始めたそうです。自分にできるから、やる気も起きてくるんですよね。
なにかをする前に宣言し、だらだらしない
「本当は頑張りたいことがあったのに、気がついたら何時間もYouTubeを見ていた」ということはよくあるでしょう。そして、その後、「またやってしまった」と落ち込む。
誰にでも経験があるのではないでしょうか。 まさに自分の無意識がやってしまっていること。ですから、まずは「気がつく」というアクションを徹底的に身につけていく必要があります。
そのために効果的なのが、「何かをする前に宣言する」という方法です。 例えば、YouTubeを見ようとしている自分がいたら「私、新田あやは、今からYouTubeを見ます」と言葉に出して宣言するのです。
すると、行動を、無意識から意識に上げてくることができ、「あ、やっぱりやめようかな」という判断もできます。そのままYouTubeを見ようという判断ももちろんできますし、代わりに他のことに時間を使おうという判断もできます。
そのようにして、全ての行動に対して「宣言」を続けていくと、自分がやめたいと思っていた行動の多くにストップをかけられることに驚くはずです。少し前に流行った、レコーディングダイエットと似ていますね。無意識から意識に持ってくるだけで、自分の行動を変えることができるのです。
また、宣言することでそのモードに入ることも容易になってきます。 例えば、「今から私は本を書きます」と宣言することで、「作家モード」にスムーズに入ることができるようになります。他にも、「ダイエットを頑張っている私」「仕事をする私」「家事をする私」など、自分の内には様々なキャラクターがいるはずです。それらのキャラクターの潜在能力を最大限に活かし、本気の私になるためにも「宣言」することが有効的なのです。
自分の行動を宣言すると、やるかやらないかを改めて選ぶ感覚があります。
下記リンクの書籍で「行動に許可を与えて、自分でやるかどうか決定する」ことが、やる気や楽しさにつながると紹介されています。作業がつらくなったときに、なしくずし的にダラダラする行動に逃避してしまうから、やる気がなくなってしまうのかもしれません。ダラダラしようとしたときも、一度「ダラダラする」と宣言すればいいのですね。
このステップで、あなたも本気になれることを増やしていきましょう!
最後に自分の場合についても、この本の手順で行動目標を考えてみました。
自分の場合
【なぜなぜデトックス】ブログが書けない原因
①なぜ書きたくないか? やりたくないテーマで記事を書いていた
②なぜやりたくないテーマ? 稼ぐため、アクセスを増やすことに焦りがあった
③なぜ焦っていた? 周りの人に稼げていると、示したかった
④なぜ周りの人に示さないといけない? 稼げてないと、自分は大丈夫ではないという、劣等感
実績がないと自分は認められない、という劣等感や自己否定感があるとわかりました。
【残念パターン】ブログ執筆をやめてしまうパターン
知らないこと:アクセスを取る方法、アクセスを取れる記事の書き方、アクセスを取れる発信の仕方、発信のプロフィールを変えてアクセスを取る
難しいこと:記事の内容を自分で考えること
記事の内容を考えているとき、あれも書かないと、これも書かないと、といろいろ思いついて、頭がこんがらかってきます。その結果、もうやめようと投げ出してしまうパターンがわかりました。
つまり、「選択肢が多いとやめる」ということです。
【じゃあどうするか】
選択肢が思い浮かんでいるときは、紙に書き出す。
まとめ
・なぜなぜ分析で、本気になれなかった理由を明らかにしよう
・逃避した経験を思い出して、逃避パターンを抽出しよう
・限りなく小さな目標 を考えよう
行動できる自分に、根本から変わりたい人におすすめします!
では、また
ここまで見てくれてありがとうございました。