wslへの OpenFOAM v2112 インストール方法 blockMeshが動かない。

wsl2のインストールは公式サイトの通り行う。

Ubuntuは20.04を対象にする。

OpenFOAMのインストールはこのサイトの通り実施する。

正常にインストールできているかどうかは2点を確認するといい。

確認すること① パス

インストールしたら、とりあえず「cd $FOAM_TUTORIALS」というコマンドを打ってみる。

このコマンドは、チュートリアルが入ったフォルダに移動するコマンドで、OpenFOAMのパスが通っているか確認するために実施する。

成功するとフォルダが移動しているはず(スクショの青字部分が変わっている)。

「$FOAM_TUTORIALS というコマンドがない」というようなエラーが出た場合は、bashrcを読み込む必要がある。

bashrcはOpenFOAMのインストールフォルダ内に存在する。手順は以下になる。

① OpenFOAMのインストール名を確認する     ー> 「apt list –installed」
② OpenFOAMのインストールフォルダを確認する  ー> 「dpkg -L openfoam-2112」
③ OpenFOAMのインストールフォルダに移動する  ー> 「cd [③で判明したフォルダ名]」
④ コマンドでbashrcを読み込む          ー> 「source etc/bashrc」

①ではopenFOAMの正式な名前を確認する。ここで名前が出ない場合もあるが、おそらく「openfoam-2112」

確認すること② コマンド

インストールしたら、とりあえずblockMeshというコマンドを打ってみる。

以下の画面がでれば成功

上のような画面にならず、「blockMeshコマンドが存在しません。」というエラーメッセージが出た場合は、OpenFOAMのコマンドをwmakeする必要がある。

OpenFOAMをインストールしたフォルダに行くと、applicationというフォルダがある。

applicationフォルダに入ると、Allwmakeというファイルがあるので、ここで「./Allwmake」とするとblockMeshはじめ、様々なコマンドが動くようになる。