OpenFOAMで作成したメッシュの確認方法

メッシュの作成コマンド

メッシュを作成する。例えばチュートリアルのmotorBikeの場合、./Allrunファイルの中身を見ると

①surfaceFeatureExtract(エッジ検出)
②blockMesh(メッシュ作成)
③decomposePar(並列計算のためモデル分割)
④snappyHexMesh -overwrite(メッシュ再分割)
でメッシュ作成ができる。

メッシュが作成できたら、コマンドで「touch vis.foam」と入力しparaviewで可視化するためのファイルを作ります。

paraviewで可視化

paraviewを開いてopenから先ほど作成したvis.foamを開きます。Applyをクリックしてwireframe表示にするとな箱だけが表示されバイクは見えません。

Case Typeを「Decomposed Case」に変更してApplyをクリックすると表示されました。

ちなみに「Decomposed Case」は、メッシュ作成時にdecomposeParコマンドを使用した場合に必要になります。もしdecomposeParを使っていない場合(blockMeshまでのメッシュを表示したいなど)は「Reconstructed Case」で表示できます。

おまけ 断面表示

ちなみに断面で表示したいときは左上にあるSliceボタンから断面を作成できます。