こんにちは。
今日は森岡 毅さんの著書「苦しかったときの話をしようか」の感想を書いていきます。
この本は、自分が就活を2年後に控えて、残り少ない学生生活で、伸ばすべきスキルを決める軸を得られた本です。この本の感想を書いてみようと思ったのは、何もできない自分が就活でアピールできることがないと思っていたからなんですよ。
今はスキルもなにもないけど、残りの学生期間の中で「何に対して努力すればいいか、はっきりさせたい。」って思って、この本を購入しました。
「苦しかったときの話をしようか」は、目標を決めたい人、
もしくは、人生の岐路で進むべき方向に迷った人におすすめします。
「苦しかったときの話をしようか」を読むメリット
この本を読むメリットはやはり
「自分の軸」を作れるようになること、です。
これによって、
・進路に迷わなくなる
・仕事で成果を出せるようになる
ビジネスマンの基礎力は3種類
就活で本質的に悩むべきは具体的な就職先ではなく、自身のキャリアにとって重視すべき「軸」なのです。自分の軸を中心に考えることで、結果的に就職先を選ぶのがいいのだそう。
その「自分の軸」を見つける方法を紹介します。まず、ビジネスマンとしての基礎能力のうち、自分はどれに当てはまるかを知ることです。
『Tの人(Thinking)』[戦略性が強みになる人]
知的好奇心をガソリンにして考える力を磨き、より大きな結果を出すことでキャリアを築くタイプ『Cの人(Communication)』[伝える力/人と繋がる力が強みになる人]
強い対人コミュニケーションが武器で、人と人を繋げることで新たな価値を生み出すタイプ『Lの人(Leadership)』[変化を起こす力/人を動かす力が強みになる人]
出典:苦しかったときの話をしようか Kindle版
自分が起点となって周囲を動かし、組織に高いパフォーマンスを発揮させるタイプ
成功は必ず人の強みによって生み出されるのです。決して弱みからは生まれません。つまり戦略性を得意にする『Tの人』がリーダーを目指すのは得策ではないということです。
進路の選び方は「年収の期待値」
年収はこの3つの要素で決まっています。この3つを基準に業界や企業の年収を考えることができます。そのうえで、自分の「年収の期待値」を知ることが必要です。
「職能の価値」
「所属する業界」
「成功度合い」
例えば、
300万円でいい?→ それは嫌
1000万円稼げるくらい働きたい?→ それも働きすぎ。。。
じゃあ400万円は?とだんだん上限と下限の範囲を狭めていくと、期待値がわかってくると思います。
年収の期待値を決めたうえで、情熱を持てる好きな仕事を選ぶべきなのです。
まとめ
・ビジネスマンとしての基礎能力のうち、自分が当てはまる能力を知る
・年収の期待値を知る
・最後に、絞り込んだ分野から、情熱の持てる好きな仕事を選ぶ
進路の選び方に悩んだ人におすすめします!
では、また
ここまで見てくれてありがとうございました。